大杉谷林間キャンプ村のあれこれ

ユネスコエコパークの森[大杉谷]にある、人里離れたキャンプ場です

vol.1 火を熾す

春先のまだ肌寒い時期

上着を着ても暖が欲しくなる。

そんな頃のワークショップだった。

 

着火剤は使わない。

火を起こすということを丁寧に行う。

ただそれだけのことをする。

 

いつも何かに急かされるように

簡単、便利、時間短縮が良い事だと信じているけれど

ただ時々酷く疲れを感じる。

 

ガスの元栓を開いてつまみを回せば、いつでも火はつくけれど、

寒さを感じながら丁寧に自分で起こした火は、

いつもより温かく、そして優しかった。

体の芯から温まり、疲れが溶けていく感じがした。

 

区画されていない、車も横付けできない、不便な奥地でだからこそ、

いつもなら手早くしてしまうことを

敢えて時間をかけて工夫したり、実験して遊ぶ。

 

そういうことを億劫と感じずに楽しむことは、

コツさえ掴めばきっと誰にでもできる。

季節に関わらず調理に欠かせない火起こしは

まず初めの第一歩として最適であると思う。

 

 

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